【2020年版】R&Iファンド大賞の投資信託部門をFPが解説!【バランスファンド編】

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金融リテラシー
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バランスファンドにはどのようなメリットがあるのだろう?

投資効率の高いバランスファンドが知りたい!

なんてお考えではありませんか?

バランスファンドは、株式や債券、また不動産投資信託(REIT)や金など一つのファンドで様々な資産クラスを投資対象として運用されています。

そのため容易に分散投資をする事を可能とし資産クラス毎にお互いのパフォーマンスを補い合う事でリスクの低減を図る事も出来ます。

R&Iファンド大賞では、国内で購入可能な800銘柄を超えるバランスファンドの中から投資効率の高い銘柄を毎年表彰しています。

この記事を読んでもらえるとバランスファンドのメリット・デメリット投資効率の高い銘柄について理解してもらう事が出来ますよ!

R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランスファンド】とは?

R&Iファンド大賞の投資信託部門では、過去3年間の運用実績において上位75%に入り続けるバランスファンドを対象としてシャープレシオを用いて投資効率の高さに着目し最優秀・優秀ファンドを選出しています。

バランスファンドのメリット・デメリット

メリット

  • 様々な資産クラスに分散投資出来る
  • リスク分散が出来る
  • 少額投資が出来る
  • 自動でリバランスされる
  • 税コストを削減できる
  • プロが運用している

バランスファンドは、株式・債券など一つの金融商品が複数の資産クラスから構成されています。そのため、自身で資産クラス毎に個々のファンドを選定する必要がなく手軽に分散投資する事が出来ます。

分散投資を行う事でリスクの低減を図る事が可能です。例えば、株式と債券は逆相関性があると考えられています。それは、景気の上昇局面では企業の経済活動が好調であり株価についても同様に上昇すると考えられますが、そのような局面では市場の過熱を懸念した政府による金利引き上げが行われる事があり、金利が上昇すると債券価格は下落する[1] … Continue readingため、そのような経済状況下では株式は債券よりも相対的に投資価値が高くなるので株式市場に資金が流入し債券市場からは資金が流出する事が想定されるためです。そのため、債券のみに投資する場合には景気の上昇局面で株式市場の成長を取り逃してしまいますが、予め株式と債券という別の資産クラスを運用する事でそのような事は避けられます。また株式が下落する局面では債券への投資価値が上がると考えられるため異なる資産同士で損失を補う事が期待されます。また、長期で分散投資を行う事でリスクとリターンが平均値に収れんされる平均回帰性のある事も指摘されています。例えば20年の長期に渡って毎月同額を国内外の株式と債券に分散投資して運用した場合に投資収益率が2~8%に収れんするとされます。

バランスファンドを始め投資信託は100円から買付ける事が可能です。100円の投資金額であったとしても、購入したバランスファンドが例えば株式50%・債券50%の資産配分割合で運用されている場合は、投資金額を株式へ50円、債券へ50円というように分散投資されます。また、個別に株式へ投資しようとした場合には単元毎の購入が必要となるため例えばユニクロを運営するファーストリテイリングへ投資しようとした場合には最低投資金額9,057,000円[2]1株あたり90,570円×1単元100株が必要となりますが、ファーストリテイリングは日経平均やTOPIXに含まれるため、日経平均やTOPIXに対してパッシブ運用される投資信託であれば例え100円の投資金額であったとしてもファーストリテイリングに投資し企業成長を享受する事が出来ます。

バランスファンドは運用方針として各資産クラスの配分割合であるアセットアロケーションを定めており、例えばアセットアロケーションを株式50%・債券50%としている場合に運用して行く過程で株式市場が好調などの要因によって配分割合が株式60%・債券40%となった場合にはファンドのアセットアロケーションが株式50%・債券50%になるように配分調整がされます。

また、バランスファンドの場合には配分割合が劣っている資産を買い増す方法によりリバランスを行うため、税コストを抑えた運用が可能です。仮に投資金額を100万円とし株式50%・債券50%で運用する資産の配分割合が株式60%・債券40%のになったとして配分割合が高くなっている株式を売却する事によりリバランスを行った場合には、2万円[3] … Continue readingの税負担が生じてしまいます。

バランスファンドの運用は委託会社であるファンドによって行われファンドマネージャーが運用方針の意思決定を行います。アクティブに運用される投資信託では、適宜投資対象銘柄が見直されますので投資初心者であってもプロの運用による投資収益を享受する事が出来ます。

デメリット

  • 手数料がやや高め
  • 外国資産には為替リスクがある
  • 新興国への投資はカントリーリスクが高い
  • 元本保証でない

バランスファンドは、国内外の様々な資産クラスを組み合わせて運用するため株式のみを投資対象とする投資信託よりも運用内容が複雑であり、そのため手数料についても若干高めになる傾向にあります。また、国内債券を含むバランスファンドの場合は、日本国債の利回りが10年ものでも0.025%と手数料負担に耐え得ない事もあって国内債券については投資信託で運用するだけ損だとも言えます。ただし、リバランスや銘柄選定の時間を節約するための必要経費とみる事も出来ます。

また、最近では手数料が0.5%を下回るような割安なバランスファンドも登場しており後述するダイワ・ライフ・バランス30などは年率0.2%で運用する事が出来ます。

外国資産へ投資する場合は、日本円と外貨との為替変動リスクがあります。中には為替ヘッジを行う事でリスクの低減を図るファンドもありますが、特に記載の無い場合は為替ヘッジを行わないため投資信託を購入した当初よりも為替が円高に動いた場合に運用資産が減少してしまいます。

また新興国株式・債券を投資対象とする場合には、新興国の政情不安などによって投資対象の価値が変動してしまうカントリーリスクが先進国よりも相対的に高い事には留意が必要です。

特に債券では、信用力が低い程、金利が高く設定されていますので新興国債券の表面的な利回りだけで投資判断をしてしまうのは危険です。

投資信託は元本保証がされるものではなく、市場環境の変化や資金流出によって基準価額が低下する場合があり、購入当初よりも基準価額が下がっている場合には、元本割れを起こす可能性があります。



R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランスファンド】受賞ファンド一覧

R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランスファンド】にて最優秀ファンドに選ばれたファンドを一覧にしてみました。

モーニングスターが公表する運用実績を元に作表しました。

R&Iファンド大賞で最優秀ファンドに選ばれたバランスファンドは代表的な指数に連動するよう運用される手数料の低廉なものから資産配分を調整する事で市場環境へ機動的に対応しようとアクティブ運用される銘柄などバリエーションに富んだものになっています。

どのファンドも主に国内外株式・債券を投資対象としていますが、運用方針の違いや金を含むものREITへ投資を行うものなど様々ですので自身の投資目的に合うファンドを見つけてみましょう!

ダイワ・ライフ・バランス30

大和アセットマネジメントが国内外の株式・債券への投資を通じて信託財産の中長期的な成長を目指して運用しています。

それぞれの各資産毎に設定されたベンチマークから算出された合成ベンチマークに連動する投資成果を目指した運用がされています。

各資産のベンチマークは、国内株式は「TOPIX[4]東京証券取引所第一部に上場する銘柄により算出される指数」外国株式は「MSCIコクサイ指数[5]日本を除く主要先進国の証券取引所に上場する銘柄により算出される株価指数」国内債券は「NOMURA-BPI総合指数[6]日本国内の国債・社債の動向を表す指数」外国債券は「FTSE世界国債インデックス[7]日本を除く主要先進国の国債動向を表す指数」です。

2020年度R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランス型(債券中心)】にて最優秀ファンドに選ばれました!

組入上位銘柄(株式)

銘柄名業種組入比率
トヨタ自動車一般消費財・サービス0.7%
ソニー一般消費財・サービス0.5%
ソフトバンクグループコミュニケーション・サービス0.5%
Apple情報技術0.4%
キーエンス情報技術0.4%

組入上位銘柄(債券)

銘柄名クーポンレート組入比率
5年国債0.1%0.9%
10年国債0.6%0.7%
5年国債0.1%0.7%
5年国債0.1%0.7%
10年国債0.1%0.6%

資産別の構成比率で見ると、国内債券(53.4%)国内株式(20.3%)外国債券(14.5%)外国株式(9.7%)となっています。

資産は、およそ債券70%・株式30%となるように配分されています。

外国株式・債券など外貨建てで運用される資産については為替ヘッジを行わないため為替変動によって資産が増減する為替リスクがあります。

国内債券については、日本の信用格付がAA+でありデフォルトリスク[8]期日を経過しても償還や利払いが行われない事は低く円建てで運用されるため為替リスクもなく安全資産と見なされますが、利回りを示すクーポンレートは10年物でも1%に満たず利払いの際には税金が差引かれますので実質利回りはさらに低くなります。また、投資信託で運用する際には信託報酬などランニングコストが生じるので利回りは限りなく0%に近づきます。

また、主要先進国では金利を下げてインフレに誘導する経済政策を執っているため将来的には現時点よりも金利は上昇すると考えられその場合は債券価格は下落しますので不利な運用を余儀なくされます。

運用実績

利回りシャープレシオ
2.18%0.42

3年来信託報酬控除後の利回りは、2.18%です。安定成長カテゴリー平均の1.37%を上回る投資成果を示しています。

シャープレシオは0.42です。カテゴリー平均の0.18を大きく上回り299本ある類似するファンドの上位10%以内に入っています。

コスト

買付手数料信託報酬信託財産留保額
かかりません0.20%かかりません

買付手数料や信託財産留保額はかからないため、購入時や売却時にコストは発生しません。

信託報酬は0.20%です。カテゴリー平均の0.78%を大幅に下回る低廉な手数料率設定になっています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

ニッセイアセットマネジメントが国内外株式・債券の各資産へおよそ25%ずつ均等な資産配分により投資を行い各資産に設定されたベンチマークに連動する投資成果を目指して運用しています。

各資産のベンチマークについては先述のダイワ・ライフ・バランス30と同様です。

2020年度R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランス型(標準)】にて最優秀ファンドに選ばれました!

組入上位銘柄(国内株式)

銘柄名業種組入比率
トヨタ自動車輸送用機器3.2%
ソニー電気機器2.5%
ソフトバンクグループ情報通信2.3%
キーエンス電気機器2.0%
任天堂その他製品1.5%

業種別の構成比を上位から見てみるとソニー等が属する電気機器が17.0%で最も高く、次いで情報通信が9.4%、化学7.6%です。

電気機器の比率が特に高くなっています。為替が円高方向に進む中で輸出比率の高い企業は不利な経済環境に置かれる事が予想されますが、電気機器においては為替の影響は限定的であるため、より為替の影響を受けやすい精密機器や輸送用機器の比率が下がるために相対的に電気機器の構成比率が高くなったと考えられます。

組入上位銘柄(外国株式)

銘柄名業種組入比率
Apple情報技術4.4%
Microsoft情報技術3.4%
Amazon一般消費財・サービス3.0%
Googleコミュニケーション・サービス2.4%
Facebookコミュニケーション・サービス1.5%

組入銘柄を国別にした場合にアメリカが構成比71.7%で最も高く、次いでイギリス4.7%、フランス3.8%と続きます。

ベンチマークとするMSCIコクサイインデックスは日本を除く主要先進国の株式市場の動向を反映する代表的な株価指数となっており、米国市場への依存度は高いものの欧州各国を含む国際市場へ広く分散投資する事によりリスクの低減が図られており2017年度など短期的には米国市場を反映するS&P500指数よりも高いリターンを上げています。

組入上位銘柄(国内債券)

銘柄名クーポンレート組入比率
10年国債0.1%7.5%
10年国債0.1%7.5%
10年国債0.8%7.5%
40年国債2.2%7.5%
5年国債0.1%7.3%

日本国債へ投資を行っています。クーポンレートとは額面金額に対する利率を指し半年に1度利払いが行われます。例えば額面金額が100万円、クーポンレートは0.1%の日本国債を保有している場合には半年に1度1,000円の利払いが行われます。満期には額面金額が償還されます。

平均クーポンレートは0.93%となっています。10年満期の長期国債でもクーポンレートは1%を切る金利水準になっており、投資信託で運用するには信託報酬が発生する分、不利な運用になると考えられます。

組入上位銘柄(外国債券)

国名組入比率
アメリカ43.0%
フランス10.6%
イタリア9.6%
ドイツ7.7%
イギリス6.7%

日本を除く主要先進国の国債へ投資を行っています。

地域別にみると、アメリカが構成比率43.0%、欧州諸国41.7%となっています。平均クーポンレートは2.4%と国内債券と比較すると高い水準にあります。

運用実績

利回りシャープレシオ
3.59%0.40

3年来信託報酬控除後の利回りは、3.59%です。先述のダイワ・ライフ・バランス30に比べると株式比率が高くなっており、その分だけ利回りが向上しています。

シャープレシオは0.40です。株式比率が高くなっていますが債券比率の高いダイワ・ライフ・バランス30と遜色ない利益効率の高さである事が分かります。

コスト

買付手数料信託報酬信託財産留保額
かかりません0.15%かかりません

購入時と売却時に掛かる手数料である買付手数料と信託財産留保額はかかりません。

信託報酬は0.15%と業界最安水準です。債券に対するコストを考慮してもリバランスや銘柄選定に要する時間と労力を節約するに見合うコスト負担であると考えます。

ダイワ・ライフ・バランス70

大和アセットマネジメントが国内外の株式・債券への投資を通じて中長期的な信託財産の成長を目指して運用しています。

各資産のベンチマークはダイワ・ライフ・バランス30と同様です。

2020年度R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランス型(株式中心)】にて最優秀ファンドに選ばれました!

組入上位銘柄(株式)

銘柄名業種組入比率
トヨタ自動車一般消費財・サービス1.4%
ソニー一般消費財・サービス1.1%
Apple情報技術1.1%
ソフトバンクグループコミュニケーション・サービス1.0%
キーエンス情報技術0.9%

組入上位銘柄(債券)

銘柄名クーポンレート組入比率
5年国債0.1%0.3%
10年国債0.6%0.3%
5年国債0.1%0.3%
5年国債0.1%0.3%
10年国債0.1%0.2%

資産別では、国内株式(44.3%)外国株式(23.5%)国内債券(19.3%)外国債券(9.6%)となっており、およそ資産全体の70%が株式により構成されています。

日本・アメリカ・EUなど主要先進国で新型コロナウイルスへの経済対策としてゼロ金利・量的緩和政策が執られている事で市場環境としては債券よりも株式にとって有利に働く状況にあります。

ダイワ・ライフ・バランスにおいても株式への資産配分が最も高い当該ファンドが短期的にも長期的にも最も高いリターンを上げています。

運用実績

利回りシャープレシオ
3.45%0.29

3年来信託報酬控除後の利回りは、3.45%です。バランスカテゴリー平均の2.36%を上回る投資成果となっておりファンド名にもある通り資産配分のバランスに優れていると言えます。

シャープレシオは0.29です。カテゴリー平均の0.20を上回り投資効率は高いと言えますが、ダイワ・ライフ・バランスシリーズでは最も低い値となっています。債券よりも株式の方が価格のブレ幅が広くリスクが高いためです。

コスト

買付手数料信託報酬信託財産留保額
かかりません0.24%かかりません

信託報酬は0.24%と極めて低廉です。

また、コロナショック以後においても純資産総額および基準価額を上昇させており、より多くの資金の流入がある事からも長期的な運用に耐えうるファンドである事が分かります。

リスク抑制世界8資産バランスファンド

アセットマネジメントOneが国内外の株式・債券・REITを投資対象として資産毎にベンチマークとするインデックスに連動する投資成果を目指した運用がされています。

基準価額の変動を年率2%以内に抑える事で相場下落局面でも資産の保全が図られています。

また、分配金は年に6回払い出されます。

2020年度R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランス比率変動型(債券中心)】にて最優秀ファンドに選ばれました!

資産配分

資産種別資産配分比率
為替ヘッジ先進国債券56.0%
国内債券14.5%
新興国債券7.2%
国内株式5.5%
新興国株式5.0%
先進国REIT2.5%
国内REIT2.4%
先進国株式2.0%

資産配分を見ると、為替ヘッジ先進国債券への配分比率が最も高く56.0%に及びます。次いで国内債券が14.5%となっており、安全資産と見なされる為替ヘッジ先進国債券と国内債券で運用資産全体の70.5%を占めています。

為替ヘッジ先進国債券が安全資産と見なされるのは、通常は外国債券に投資を行う場合は外貨で運用が行われるため日本円と外国通貨で為替変動リスクがありますが、為替ヘッジを行い将来、外貨を日本円に交換する際のレートを予め定める事で為替変動リスクを低減させている事によります。

ただし、為替ヘッジ先進国債券と国内債券以外の外国株式やREITについては為替ヘッジを行いませんので為替相場が円高に動いた場合には運用資産が減少してしまう為替リスクがある点には留意が必要です。

運用実績

利回りシャープレシオ
2.57%1.13

3年来信託報酬控除後の利回りは、2.57%です。国際債券・グローバル・含む日本カテゴリー平均の0.62%を大きく上回る投資成果を上げています。

シャープレシオは1.13です。カテゴリー平均は0.19となっており極めて高い投資効率である事が分かります。また、ファンドの属するカテゴリーには115本の銘柄がありますが、その中でも最も高いシャープレシオです。

コスト

買付手数料信託報酬信託財産留保額
1.1%0.76%かかりません

買付手数料は1.1%です。購入の都度、購入金額に対して発生しますので、まとまった資金を投じて運用を行う事でコストを抑制する事が出来ます。また、当ファンドは地方銀行や信用金庫が主な販売会社となっているため大手証券会社やネット証券では購入する事が出来ません。

信託報酬は0.76%です。カテゴリー平均は0.65%ですので若干割高ではありますが、為替ヘッジを行うなどリスクの低減が図られている分の必要なコスト負担とみる事も出来ます。

スマート・ファイブ(毎月決算型/1年決算型)・ファイン・ブレンド(毎月分配型/資産成長型)

日興アセットマネジメントが国内外の債券・株式・REIT・金へ分散投資を行っています。市場環境に応じて機動的に資産配分比率を変化させるスマートファイブ戦略により基準価額の変動を抑えながらも収益の確保が図られるよう運用されています。

2020年度R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランス比率変動型(標準)】にて最優秀ファンドに選ばれました!

資産配分

資産種別平均利回り資産配分比率
日本国債0.35%58.8%
高金利海外債券2.48%13.4%
グローバル高配当株式3.86%7.4%
グローバルREIT3.57%5.6%
13.1%

資産配分は、新型コロナウイルスにより市場環境の変化に対応するため日本国債への配分比率を高めてリスク抑制が図られています。

市場環境が正常化した際には、グローバル高配当株式やグローバルREIT、金への投資比率が高くなる傾向にあります。

運用実績

利回りシャープレシオ
1.54%0.32

3年来信託報酬控除後の利回りは、1.54%です。安定カテゴリー平均は0.50%ですのでスマートファイブ戦略が有効である事が分かります。

シャープレシオは0.32です。カテゴリー平均の0.12を上回る投資効率を示しています。

コスト

買付手数料信託報酬信託財産留保額
2.2%1.47%かかりません

買付手数料は2.2%です。当ファンドの販売会社はゆうちょ銀行のみとなっており全国のゆうちょ銀行で買付け可能です。

信託報酬は1.47%です。カテゴリー平均は1.49%となっていますので平均的な手数料率です。

野村世界6資産分散投信(配分変更コース)

野村アセットマネジメントが国内外の債券・株式・REITを投資対象として、市場環境やリスク等を総合的に勘案して適宜、資産配分比率を調整する事により効率的な収益の確保を目指して運用しています。

2020年度R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランス比率変動型(株式・REIT中心)】にて最優秀ファンドに選ばれました!

資産配分

資産種別資産配分比率
国内債券11.2%
外国債券13.6%
国内株式24.2%
外国株式20.7%
国内REIT12.4%
外国REIT13.2%

資産配分は市場環境の分析を通してリスクとリターンを考慮して適宜見直されており、直近では株式やREITが上昇傾向にあるため配分比率が70.5%まで高められています。

当ファンドは資産配分比率や分配金の払出頻度の異なるコースが用意されており、国内債券の比率が高い「安定コース」外国債券の比率が高い「分配コース」株式比率が高い「成長コース」市場分析により比率を変化させる「配分変更コース」の4つから選ぶ事が出来ます。

また、それぞれのコース間でスイッチングを行う事も可能となっており、例えば労働収入のある間は配分変更コースでリスクを取りながら収益の最大化を目指して定年後はリスクを抑えた安定コースにスイッチングするなど自身の生活環境に応じてコースの使い分けも可能です。

ただし、スイッチングの際には換金した際と同様にスイッチング前の運用コースを売却する事になるため、その時点で売却益が生じた場合には課税されてしまいますので、あまり頻繁に行わない方がコストを抑える観点から賢明だと言えます。

運用実績

利回りシャープレシオ
-0.3%-0.03

3年来信託報酬控除後の利回りは、-0.3%です。バランスカテゴリー平均は2.36%となっていますので、平均を下回る運用結果となっています。

他のバランスファンドよりもREITへの資産配分比率が高く、コロナショックによりREIT銘柄が暴落し現在も値を戻さない事もあって損失を回復出来ていない事が要因になっています。

シャープレシオは-0.03です。マイナスのシャープレシオとは投資家が損失を被っている事を示します。

コスト

買付手数料信託報酬信託財産留保額
1.65%1.05%かかりません

買付手数料は1.65%です。当ファンドについても販売会社は、ゆうちょ銀行のみとなっています。

信託報酬は1.05%です。カテゴリー平均は0.78%となっており割高な手数料率です。



R&Iファンド大賞の投資信託部門【バランスファンド】まとめ

  • 一つのバランスファンドで十分な分散投資効果が得られる
  • 分散投資でリスクが低減できる!
  • リバランスを行ってくれるのでほったらかし投資が出来る!
  • 運用をプロに任せられる
  • 為替リスクやカントリーリスクなどは留意しておく
  • 元本保証でない

最後までお読み頂きありがとうございます。

当記事が読者方のお役に立てたら幸いです。

References

References
1 例えば額面¥100について金利が1%の時に発行された債券と金利が3%の時に発行された債券では、金利が3%の時に発行された債券の投資利益に対応するため金利1%の時に発行された債券は割引いて取引されるため債券価格が下落する
2 1株あたり90,570円×1単元100株
3 運用額100万円で株式60万円・債券40万円の資産配分を株式50%・債券50%にリバランスするには株式10万円分を売却する必要がありその際には売却益10万円に対する税率20.315%の税金の負担が発生する
4 東京証券取引所第一部に上場する銘柄により算出される指数
5 日本を除く主要先進国の証券取引所に上場する銘柄により算出される株価指数
6 日本国内の国債・社債の動向を表す指数
7 日本を除く主要先進国の国債動向を表す指数
8 期日を経過しても償還や利払いが行われない事

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