
iDeCoでどのような投資信託を選べば良いのだろう?

投資効率の良い投資信託が知りたい!
なんてお考えではないですか?
R&Iファンド大賞では、投資効率を数値化したシャープレシオのみを用いて選考していますので、より市場の暴騰や暴落に対して機動的な投資が行われている利益効率の良い投資信託でなければ優秀ファンドに選ばれる事が出来ません。
この記事を読んでもらえるとR&Iファンド大賞のiDeCo部門で最優秀ファンドに選ばれた投資効率の良い投資信託について理解してもらう事が出来ますよ!
R&Iファンド大賞のiDeCo部門とは?
iDeCoで運用可能な投資信託を対象として過去3年間で運用実績が上位75%以上に入り続けているファンドの内2020年3月末時点で最も運用実績の高い銘柄を最優秀ファンドとして表彰しています。
iDeCo(確定拠出年金=DC)とは、国民年金や厚生年金(以下、公的年金)に上乗せして積立出来る私的年金です。
公的年金が、現役世代が掛金を負担し引退世代の年金をまかなうのとは違い、iDeCoの場合は、自身で負担した掛金が将来受け取る年金に上乗せして受け取れる制度です。
iDeCoの掛金は投資信託によって運用する事が出来ます。自身の銘柄選定の努力によって将来受け取る年金を増やす事が出来ますが、投資信託の運用次第では元本割れを起こす可能性もあります。
しかし、投資信託の年利は5%以上が見込めますので銀行預金よりも高い利回りが見込まれインフレ[1]物価が高騰し相対的に貨幣価値が下がる事をヘッジ[2]回避する事が出来ます。さらに掛金の全額を所得控除[3]年末調整や確定申告で税額計算の基礎になる所得から減算出来るに使う事で節税する事が出来ます。また、定期預金など元本保証される運用商品も用意されていますので貯金しながら節税効果だけは享受する事が出来ます。
節税額は最低でも掛金の15%[4]所得税5%と住民税10%で所得の高い人ほど税率が高い[5]所得が上がるほど税率が高くなる事を累進課税と言いますので節税効果も高くなります。
R&Iファンド大賞のiDeCo部門最優秀ファンド一覧
R&Iファンド大賞2020にてiDeCo部門最優秀ファンドに選ばれた投資信託を一覧にしてみました。
数値はモーニングスターで確認出来る運用実績に基づいて作表しました。
受賞ファンドのほとんどはアクティブファンドとして市場平均[6]日経平均やS&P500などの株価指数を上回る投資成果を目指して運用されている投資信託です。
利回りは、手数料[7]信託報酬。投資信託の運用額に対して日毎に発生する費用を年率で記載控除後の分配金再投資したと仮定した場合の年利です。
受賞した投資信託は、買付手数料や信託財産留保額[8]売却時に発生する手数料の設定されているファンドもあるので、少額積立投資には向かない。また、銀行や証券会社の窓口でiDeCoに加入する場合は、年間に投資信託の手数料とは別に口座管理手数料を徴収される場合がほとんどなので運用益を上げる事は困難を極めるためおすすめしません。手数料の安いネット証券会社などでiDeCo口座を開設しましょう。
大同リサーチ&アクティブオープン
国内大手生命保険会社T&Dホールディングスの子会社T&Dアセットマネジメント㈱がTOPIXを上回る投資成果を目指して運用しています。
TOPIXとは、東京証券取引所第一部に上場する2,180社により構成される株価指数です。
組入上位銘柄
銘柄名 | 業種 | 組入比率 |
日本電産 | 電気機器 | 3.5% |
伊藤忠商事 | 卸売 | 3.2% |
ソニー | 電気機器 | 3.2% |
キーエンス | 電気機器 | 3.0% |
ダイキン工業 | 機械 | 2.9% |
業種としては電気機器や情報・通信業が多く組み入れられています。米国のファーウェイ規制や国内新政権下で通信会社が値下げ圧力にさらされる事で減収減益が見込まれる銘柄の売却を行うなどTOPIXなどのインデックスに組み入れられているマイナス要因を取り除く事で市場平均を上回る成果を出しています。
運用実績
利回り | シャープレシオ |
7.02% | 0.47 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは7.02%です。株式投資の期待利回りは5%ですので高い利回りが実現されています。
TOPIXをベンチマークとするインデックスファンドの3年利回りが1%に満たない事実に照らせば、いかに高い利回りであるのか分かります。
シャープレシオは0.47です。過去3年間には、米中貿易摩擦の顕在化で対中輸出が鈍り、直近ではコロナショックに見舞われるなど大局的に見ても株価の下落する市場環境において高い投資効率性を保っています。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
2.75% | 1.54% | 0.3% |
買付時手数料は2.75%です。投資信託の購入金額に対して掛かるコストです。
信託報酬は1.54%です。投資信託を保有する限り発生するコストです。運用会社・販売会社・信託銀行それぞれへ掛かる経費の年率です。運用益の如何に関わらず毎日、信託財産[9]投資した金額から差引かれます。
信託財産留保額は0.3%です。ファンドの解約時に掛かるコストです。
買付手数料については、SBI証券や楽天証券など無料としているネット証券会社もあります。
JPM中小型株・アクティブ・オープン
世界有数の投資銀行であるJPモルガンがラッセル野村中小型インデックスを上回る投資成果を目指して運用しています。
ラッセル野村中小型インデックスとは、野村證券金融工学研究センターとラッセルインベストメンツ[10]世界で3番目の資産運用会社が共同開発した国内の純資産総額下位50%に位置する銘柄により構成された株価指数です。
組入上位銘柄
銘柄名 | 業種 | 組入比率 |
弁護士ドットコム | サービス業 | 3.5% |
ネットワンシステムズ | 情報・通信業 | 3.1% |
ライト工業 | 建設業 | 3.1% |
メルカリ | 情報・通信業 | 3.1% |
三浦工業 | 機械 | 3.0% |
業種としては、情報・通信、サービス、化学で全体の50%以上を占めます。
中長期的な視点で運用が行われており、潜在的な成長性を持つロボティクス関連やバイオテクノロジー関連といった持続的な株価の上昇が見込まれる銘柄への投資比率を高めています。
運用実績
利回り | シャープレシオ |
7.67% | 0.46 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは7.67%です。ラッセル野村中小型インデックスをベンチマークとする投資信託がマイナスのリターンを更新し続け現在は運用が行われていないので、JPM中小型株・アクティブ・オープンがいかに継続して高いリターンを上げているのか分かります。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
3.30% | 1.683% | かかりません |
買付手数料は3.30%です。購入金額に対して発生しますので、少額で毎月積み立てるような投資には向きません。
信託報酬は1.683%です。国内の中小型株を投資対象とするアクティブファンドの平均的な信託報酬は1.53%ですので、やや高いと言えます。
信託財産留保額はかかりません。
買付手数料については、SBI証券などでは無料としていますのでiDeCoによる運用にこだわらなければネット証券を利用する事で手数料を節約できます。
シュローダー年金運用ファンド日本債券
19世紀初頭にイギリスで設立された資産運用会社の日本法人シュローダー・インベストメント・マネジメントがNOMURA-BPI総合インデックスをベンチマークとして安定的な収益確保を目指して運用しています。
NOMURA-BPI総合インデックスとは、国内の主要な債券市場を表す指標です。国債のほか地方債や事業債により構成されています。
組入上位銘柄
銘柄名 | 組入比率 |
第350回利付国債(10年) | 5.45% |
第4回A号住友生命保険(劣後特約付) | 4.74% |
第3回ソフトバンクグループ(劣後特約付) | 4.73% |
第6回三菱UFJフィナンシャルグループ(劣後特約付) | 4.21% |
第4回みずほフィナンシャルグループ(劣後特約付) | 4.20% |
事業債がポートフォリオの上位を占めています。また、クレジット戦略により運用されており社債には劣後特約付となっています。劣後債とは、発行元の企業が破綻した際に弁済する順位が通常の社債よりも劣る社債の事を言います。債務不履行となった場合の回収可能性が低くなりますが、リスクプレミアム[11]リスクを受け入れる分、相応のリターンを期待する事が付く事で利回りは高くなります。
運用実績
利回り | シャープレシオ |
0.92% | 0.42 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは0.92%です。NOMURA-BPI総合インデックスに連動する投資信託の利回りは0.55%ですので、クレジット戦略が奏功し高い収益が挙げられています。
シャープレシオは0.42です。高い効率性を示しています。
しかし、国策においてインフレ目標[12]インフレが起こると物価が高騰し貨幣価値が下がるを年率2%に設定している事を考えると銀行預金よりはリスクヘッジになるが株式には及ばないと言えます。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
かかりません | 0.65% | かかりません |
買付時と売却時に手数料はかかりません。
信託報酬は0.65%です。国内債券を投資対象とするインデックスファンドの信託報酬は0.1%程度ですので、比較的高い手数料率です。
年金積立 インターナショナル・グロース・ファンド
日興アセットマネジメントがMSCI-KOKUSAIインデックスを上回る投資成果を目指して運用しています。
MSCI-KOKUSAIインデックスとは、日本を除く先進国22ヵ国の大・中型株およそ1,300銘柄により構成される株価指数です。市場カバー率は85%となっており世界市場を表す主要な指標です。
組入上位銘柄
銘柄名 | 業種 | 組入比率 |
Amazon | 小売 | 5.26% |
Apple | テクノロジー | 4.89% |
Microsoft | 情報・通信 | 4.56% |
メディア・娯楽 | 2.95% | |
SALESFORCE | 情報・通信 | 2.49% |
市場としては約70%がアメリカ企業を投資対象としています。次いでヨーロッパ約20%、アジア約10%です。世界一の経済大国であるアメリカ市場が最も高いウェイトを占めていますが、ヨーロッパやアジアなど異なった市場を組入れる事で国際分散投資によるリスク最小化・リターンの最大化が期待できます。というのもアメリカ市場とその他外国市場が必ずしも正の相関関係にないため仮にアメリカ市場が下落した場合でもヨーロッパ市場が上昇し損失をカバー出来る事が考えられます。
運用実績
利回り | シャープレシオ |
12.61% | 0.66 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは12.61%です。外国株式を投資対象とする投資信託の利回りが4.78%ですので、いかに高い利回りが実現されているかが分かります。
直近の2020年3月のコロナショックに際しては、ベンチマークとするMSCI-KOKUSAIインデックスを6.5%も上回る投資成果を上げており、暴落など非常事態においてアクティブファンドは市場平均に対して人が介在する事でセーフティ機能の役割を果たせていると言えます。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
かかりません | 1.98% | 0.3% |
買付手数料はかかりません。
信託報酬は1.98%です。外国株式を投資対象とする投資信託の平均的な信託報酬は1.05%ですので、割高な手数料率だと言えます。
信託財産留保額は0.3%です。長期的には高い運用実績を上げていますので長期保有する事で利益を最大化する事が出来ます。
グローバル・ボンド・ポートDコース(為替ヘッジなし)
アセットマネジメントOneがFTSE世界国債インデックスを上回る投資成果を目指して運用しています。
FTSE世界国債インデックスとは、日本を除く主要国の国債により構成されるグローバル債券投資の代表的な指数です。
組入上位銘柄
銘柄名 | 償還日 | 組入比率 |
米国財務省証券 | 2025/8/15 | 12.84% |
米国財務省証券 | 2029/5/15 | 12.60% |
米国財務省証券 | 2028/11/15 | 8.54% |
米国財務省証券 | 2029/11/15 | 5.35% |
スペイン国債 | 2024/10/31 | 4.32% |
市場としてはアメリカが44%、ヨーロッパが43%、南米が11%です。国別に見るとアメリカが43%、次いでスペインが25%、メキシコが11%です。
投資対象とする国債は格付がA以上の銘柄に限定しています。長期的な金利は低下する事で債券価格の上昇が見込めるため、より金利が低下し償還期間の長い国債を多く組み入れる事で長期的な高いリターンを目指しています。
運用実績
利回り | シャープレシオ |
1.87% | 0.45 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは1.87%です。外国国債を投資対象とする投資信託の平均利回りは1.41%ですので、わずかばかり上回る結果となっています。
今後は世界的な低金利が予想されますので、債券の利回りは一層厳しくなると考えられます。
また、当ファンドは為替ヘッジを行わないため、為替が円高に動いた場合に資産が目減りする為替リスクを負います。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
1.1% | 0.935% | 0.2% |
買付手数料は購入価格の1.1%です。
信託報酬は0.935%です。外国債券を投資対象とする投資信託の平均的な信託報酬は0.84%ですので若干高めです。
信託財産留保額は0.2%です。
購入時と売却時に手数料が発生するため、ある程度まとまった資金をインフレヘッジの為に投資する事に適しています。
グローバル・ボンド・ポートCコース(為替ヘッジあり)
上記、グローバル・ボンド・ポートDコース(為替ヘッジなし)と同様のポートフォリオ・運用方針ですが、Cコースは為替ヘッジありとなっています。
為替ヘッジを行う事で、円高により資産の減少・円安による資産の増加といった為替リスクを低減させています。
組入上位銘柄
銘柄名 | 償還日 | 組入比率 |
米国財務省証券 | 2025/8/15 | 12.84% |
米国財務省証券 | 2029/5/15 | 12.60% |
米国財務省証券 | 2028/11/15 | 8.54% |
米国財務省証券 | 2029/11/15 | 5.35% |
スペイン国債 | 2024/10/31 | 4.32% |
運用実績
利回り | シャープレシオ |
3.28% | 0.92 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは3.28%です。外国債券(為替ヘッジあり)を投資対象とする投資信託の平均的な利回りは2.28%ですので平均を上回る投資成果が実現されています。
シャープレシオは0.92と極めて高く、当ファンドの運用方針が的確に利益を上げているのが分かります。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
1.1% | 0.935% | 0.2% |
手数料についてもグローバル・ボンド・ポートDコース(為替ヘッジなし)と同様ですが、為替ヘッジを行う分、手数料は割安感があります。
大和住銀DC年金設計ファンド30
三井住友DSアセットマネジメントが運用する主に国内株式・債券によりポートフォリオ[13]運用資産の組み合わせが組まれたバランスファンドです。
国内株式についてはTOPIX、国内債券についてはNOMURA-BPI総合インデックスを上回る投資成果を目指して運用しています。
組入上位銘柄
銘柄名 | 業種 | 組入比率 |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 銀行 | 1.66% |
豊田自動織機 | 輸送用機器 | 1.29% |
ソニー | 電気機器 | 1.29% |
日本ユニシス | 情報・通信 | 1.13% |
日本電信電話 | 情報・通信 | 1.03% |
アセットアロケーション[14]資産配分。長期投資のリターンの90%はアセットアロケーションで決まるとも言われるほど重要です。は国内株式28%・外国株式6%・国内債券57%・外国債券8%・その他[15]現金等1%となっています。
アセットアロケーションの黄金比は株式:債券が6:4だと言われています。また20代なら債権比率20%、30代なら30%というように自身の年齢によって債権比率を高めてより堅実なポートフォリオを組むという考え方もあります。
当ファンドは債権比率が65%ですのでディフェンシブなアセットアロケーションだと言えます。
運用実績
利回り | シャープレシオ |
2.40% | 0.53 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは2.40%です。国内債券比率が高いためリターンもそれなりですが、リスクを抑えた安定志向の方向けには良いファンドです。
シャープレシオは0.53と取ったリスクに対して十分なリターンが得られています。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
かかりません | 0.99% | かかりません |
購入時・売却時に手数料はかかりません。
信託報酬は0.99%です。アクティブファンドという事もあり比較的高めです。
また販売会社が三井住友銀行や大和証券などに限られておりネット証券会社で扱いがないため販売会社によって別途手数料が発生します。
東京海上セレクション・バランス50
東京海上アセットマネジメントが運用する国内外の株式・債券によりポートフォリオが組まれたバランスファンドです。
国内株式はTOPIX、国内債券はNOMURA-BPI(総合)、海外株式はMSCIコクサイ指数、海外債券はFTSE世界国債インデックスをそれぞれ上回る投資成果を目指して運用しています。
組入上位銘柄
銘柄名 | 業種 | 組入比率 |
ソフトバンクグループ | 情報・通信 | 1.71% |
ソニー | 電気機器 | 1.44% |
トヨタ自動車 | 輸送用機器 | 1.20% |
第一三共 | 医薬品 | 1.19% |
信越化学工業 | 化学 | 1.09% |
アセットアロケーションは、国内株式35%・外国株式15%・国内債券26%・外国債券20%・その他4%です。国内外の株式・債券をおおよそ50%ずつ組み合わせています。
株式の成長性と債券の安定性でバランスがとられています。
運用実績
利回り | シャープレシオ |
4.29% | 0.5 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは4.29%です。カテゴリ平均が0.72%ですので、平均を上回る高い投資成果を実現されています。
ただし、外国株式・債券については為替ヘッジを行っていないため為替リスクのある点は注意が必要です。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
かかりません | 1.25% | かかりません |
購入時・売却時に手数料はかかりません。
信託報酬は1.25%です。カテゴリ平均で1.05%ですので割高感があります。
東京海上セレクション・バランス70
上記、東京海上セレクション・バランス50同様に東京海上アセットマネジメントが運用するバランスファンドです。
組入上位銘柄
銘柄名 | 業種 | 組入比率 |
ソフトバンクグループ | 情報・通信 | 2.42% |
ソニー | 電気機器 | 2.05% |
トヨタ自動車 | 輸送用機器 | 1.71% |
第一三共 | 医薬品 | 1.69% |
信越化学工業 | 化学 | 1.55% |
アセットアロケーションは、国内株式50%・外国株式20%・国内債券10%・外国債券17%・その他3%です。株式比率が高まり債券比率を下げています。
運用実績
利回り | シャープレシオ |
5.47% | 0.45 |
過去3年間の手数料控除後の運用利回りは5.47%です。カテゴリ平均が1.61%ですので平均を上回る投資成果を上げています。
国内債券を大きく下げていますので、より成長性を高めています。為替ヘッジを行いませんが資産の60%は円貨で運用されていますので、外国資産のみに投資するよりは為替リスクが低減されています。
コスト
買付手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
かかりません | 1.44% | かかりません |
購入時・売却時に手数料はかかりません。
信託報酬は1.44%です。カテゴリ平均が1.07%ですので割高です。
R&Iファンド大賞のiDeCo部門まとめ
- R&Iファンド大賞はシャープレシオのみを用いた定量評価により選考している
- 受賞ファンドは全てアクティブファンド
- 販売会社はネット証券が手数料最安!
- iDeCoは掛金全額が所得控除に使えて節税出来る
- 節税効果は最低でも掛金の15%!
- 積立投資には買付手数料が無料で信託報酬の安い投資信託が適している
最後までお読み頂きありがとうございます。
当記事が読者方のお役に立てたら幸いです。
References
↑1 | 物価が高騰し相対的に貨幣価値が下がる事 |
↑2 | 回避 |
↑3 | 年末調整や確定申告で税額計算の基礎になる所得から減算出来る |
↑4 | 所得税5%と住民税10% |
↑5 | 所得が上がるほど税率が高くなる事を累進課税と言います |
↑6 | 日経平均やS&P500などの株価指数 |
↑7 | 信託報酬。投資信託の運用額に対して日毎に発生する費用を年率で記載 |
↑8 | 売却時に発生する手数料 |
↑9 | 投資した金額 |
↑10 | 世界で3番目の資産運用会社 |
↑11 | リスクを受け入れる分、相応のリターンを期待する事 |
↑12 | インフレが起こると物価が高騰し貨幣価値が下がる |
↑13 | 運用資産の組み合わせ |
↑14 | 資産配分。長期投資のリターンの90%はアセットアロケーションで決まるとも言われるほど重要です。 |
↑15 | 現金等 |
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