シンギュラリティとは?2045年問題と最新AI技術をまとめて解説します!

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テクノロジー
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ディープラーニングで加速するAI技術

ビジネスシーンで活躍するAI

2045年にシンギュラリティに到達すると言われるAIですが、具体的に社会のどのような分野で使われているのか見ていきましょう。

量子コンピュータ

2019年の10月にGoogleが「量子超越性の実証」において従来のスパコンでは1万年かかる計算を量子コンピュータは200秒で解けると発表した事でも話題になりましたよね

その計算力とAIが組み合わされる事で効率的なバッテリーの開発や創薬の分野での応用が始まろうとしています。

京都大学の奥野氏によるとスパコンとAIの組み合わせにおいて創薬の開発期間が4年短縮され開発費にして1.2兆円の削減が可能としています。

量子コンピュータの導入によって更なる効率化が期待されますね。

参考:京都大学 創薬における人工知能応用

RPA

書類申請業務や転記などの単純入力作業など定型化された業務フローをあらかじめ動作方法などを指定しておくことで業務を自動化する事が出来ます。

金融や自治体などいわゆるホワイトカラー業務の自動化が実現される事が期待されています。

デジタルレイバーとも呼ばれ、自動化が達成するまでは、業務フローを覚えさせるなど新入社員を育てるのと同様に時間と手間をかける必要があります。

NTT東日本とさいたま市の実証実験によるとRPAにより60%もの業務削減効果がありました。

現在、人手不足が深刻化していますが、人間と違い辞める事もなく24時間働き続け間違える事もないRPAの導入はまさにソリューションとなりえます。

AI-OCR

AI特有の機械学習やディープラーニングの技術を導入したOCRです。

従来のOCRでは、あらかじめ定められたルールを元に文字を読み取るので、用途は単純な数字などの読み取りに限られていました

AI-OCRの場合は、例えば「め」を「ぬ」と誤って読み取った際に訂正があった場合に、それを学習し次回からは正しく読み取るようになるので識字率が大幅にアップしています。

そのため手書きの文字でも読み取れるようになっているため、あらゆる文章がデータで処理可能になっています。

先のNTT東日本とさいたま市の実証実験によるとRPAとAI-OCRを併用する事で業務削減効果を平均87.2%にまで高める事が出来ています。

参考:NTT東日本 さいたま市との RPA 及び AI-OCR 活用実証実験の結果について

あなたの勤め先で人手不足対策やバックオフィス業務の効率化を推進するためRPAやAI-OCRの提案が出来たら評価的にもプラスに働いてくれるかもしれませんね

株式投資

投資の世界ではメンタルが重要と言われていますが、運用をメンタルに左右されず合理的に行ってくれたら良いですよね

それを実現してくれるのが、AI投資です。

ウェルスナビでは、ロボアドバイザーによる全自動資産運用がなされていたり

じぶん銀行では、AI外貨予測サービスを提供しています。

的中率はなんと74.5%!人力で行うよりもずっと頼りになりますね

感情に左右されず合理的な判断をする事で狼狽売りなどによる利益の喪失を最低限に抑えてくれます。

犯罪予測システム

連続で犯罪が起きた場合に同一人物によるものなのかという事や容疑者が次に取る行動を予測する事を可能としています。

アメリカでは2017年より導入が始まっており、発砲事件が39%減少、その他の事件についても減少しています。

日本においても2019年より実証実験が始まっており、主に「車両の判別」「マネーロンダリング」「大規模なイベント時の不審点発見」という3点に絞って行われました。

2020年中に神奈川県察で本格導入する事が予定されています。

イギリスでも導入検討が進んでいますが「危険スコアが高いだけで逮捕に至る事はない」との事です。

まるで、アニメPSYCHO-PASSの世界のようですね。

医療診断

医療分野に活用したAI技術がエムネスが提供する遠隔画像診断です。

日々の業務に忙殺される中でも診断ミスは命に関わる事なので許されない、そんなフルストレスな環境の救世主になってくれる存在と言えます。

具体的には、MRIなど画像診断装置で得られた画像データをクラウド上に送りAIによって診断するというものです。

医師の診断に対して客観的な見地で解答をくれる良い助手として医療現場をサポートしてくれる事でしょう。

また2018年に介護報酬の改定により見守り機器を導入する事で施設の夜間人員を削減する事が可能になりました。

その見守り機器を提供する凸版印刷を見てみましょう。

医療施設などで特にトイレやお風呂などの見守りが難しい個室に特化したサービスを提供しています。

具体的には、AIとZETA(ゼタ)という電波干渉の少ない帯域を使う事で正確にまた迅速に異常事態を知らせるというものです。

個室にAI人感センサーを設置し異常があった場合は、素早くナースコールでお知らせする事が可能になっています。

これらはAI技術のほんの一部に過ぎませんが、人員不足の深刻化する医療分野において解決する手段になりえます。

IoT

2018年1月にAmazonが提供開始したレジなし無人コンビニ「Amazon Go」を発表しています。商品を手に取りレジに並ぶことなく買い物を終える姿は衝撃的でしたね

Amazon Goは2021年までに3,000店のオープンを目指しています。

2020年2月にはレジなし無人スーパー「Amazon Go Grocery」が一般公開されました。

Amazon Go Groceryでは、生鮮食品まで無人対応出来るようになっています。

参考:Amazon

クリエイティブなAI

続いてはクリエイティブに活躍するAIについて見ていきましょう。

AIアーティスト「りんな」

りんなは日本Microsoftが開発し2019年4月にはエイベックスからメジャーデビューした事でも話題になりましたよね

歌うAIと言うと初音ミクなどのボーカロイドを思い浮かべる方も多いと思いますが、りんなが決定的に違うのは、歌声です。

ボーカロイドはユーザーが設定した波形に沿って歌声を出しますが、りんなの場合は独自アルゴリズムにより歌声を自動生成しています。

LINE友達になれたりニコラジパークでパーソナリティを務めるなどアーティストとしての活動が多岐に渡っていますので、ぜひチェックしてみてください。

AI作曲「NEUTRINO」

NEUTRINO」は2020年2月にリリースされた自動歌唱AIです。

歌詞メロディーを入力するだけで、歌わせる事が出来ます。

SHACHIさんが個人的な趣味で制作しています。

ニコニコ動画では、2月22日の公開から、わずか3日間で200本以上の動画コンテンツが投稿されました。

また、Twitterでも話題になっており、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」の楽曲を手掛けた事でも有名な作曲家の神前暁さんも自身のTwitterでNEUTRINOによって作成した歌声を公開しています。

既存の初音ミクなどのボーカロイドでは、人のような歌声を表現するために様々なパラメータの調整を必要としましたが、NEUTRINOはそれを必要としません。

これまでは、AI歌声合成ソフトは開発者など限られた人しか扱えませんでしたが、NEUTRINOの登場で誰もがAIシンガーをプロデュース出来るようになりました。

筆者自身もこの機会に作曲家デビューしてみたいと思います。

AIイラストレーター「彩ちゃん」

彩ちゃん」は2019年9月より提供開始された画像自動生成AIです。

彩ちゃんが提示する画像を選択して行く事でユーザーの好みに合わせたデザインに近づいて行きます。

当ブログでも筆者のプロフィールアイコンとして使用しています。

女性や男性のアニメ風なものから美麗系や絵画風のものまで幅広くデザインしてくれます。

現在は、顔のアイコンのみデザイン可能となっていますが、今後は全身イラスト3Dモデルの提供さらに動物などもデザイン出来るように開発が進んでいます。

驚くべきは製作時間。1枚のデザインに要する時間はなんと0.1秒!

さらに商用利用も可能ですので、個人に限らずビジネスでも使うことが出来るんですね

製作費は1枚あたり240円。サブスクリプションでの利用も出来ます。その際はなんと1枚あたり40円で作成可能です。

製作費はダウンロードする際に必要になります。

デザインしてもらうだけは無料で出来ますので、一度お試しに使ってみる事をおすすめします。

AI画伯

さとさんが個人開発したディープラーニングを応用した自動描画サービスです。

AI画伯は顔写真をアップロードする事で、西洋画風にアレンジしてくれます。

サービスはこちらから無料で利用する事が出来ます。

SNSアイコンなどにも利用可能という事で、多くのwebメディアで取り上げられるなど作者のさとさんの予想を超えた反響があったとのことで、サーバー代などの維持費も想像以上に掛かってしまっているそうです。

noteでは寄付する事でクリエーター活動を応援する事が出来ます。

さとさん本人のnoteでも記事を購入したり寄付する事で今後も継続してAI画伯や更なるサービス開発を支援する事が出来ます。

AIアイドル「GENE A.I.dols」

GENE A.I.dols」アイドルもAIの時代です。

2019年11月に正式にサービス提供開始された「GENE A.I.dols」では、画像生成AIとブロックチェーン技術を組み合わせて世界に唯一のアイドルが作り出せます。

画像生成AIは先ほどのAIイラストレーター彩ちゃんでも利用されているAI技術ですね

生成されたアイドル達は仮想通貨イーサリアム上でNFT[1]Non-Fungible Token(非代替トークン)として存在しプロデューサー間で交換する事が出来ます。もちろん自身でプロデュースしてAI界のNo.1アイドルを目指す事も出来ますよ。

利用料は仮想通貨のイーサリアムで支払います。

イーサリアム(ETH)は別途、取扱いのある仮想通貨取引所で購入する必要があります。

仮想通貨取引所で有名どころは「ビットフライヤー」ですね

仮想通貨というとロスカットで一夜にして借金・自己破産と負の側面が大きくクローズアップされる事が多いですが、それらはFXで負けた場合の代償ですので、現物で利用する限り仮想通貨を保有している事で借金を追う事はありません。

話が少し脱線してしまいましたが、「GENE A.I.dols」では、AIアイドルによるチャットボットLIVEのVR配信なども予定されています。12月には第1回人気投票が行われたりしていますので、これからの展開も期待出来ますね。

まとめ

  • テクノロジーは指数関数的に発展している
  • 人間の脳力は2011年にスーパーコンピュータ 京によって超えられた
  • 2045年にはシンギュラリティ が到来する
  • レイ・カーツワイル氏は2005年にシンギュラリティ を予測
  • 人間社会はAI技術によって、より豊かに発展する。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

当記事がわずかでも読者方のお役に立てますように。

References

1 Non-Fungible Token

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